研究開発の仕事

研究開発の仕事

どのような仕事?

 

エンジニアの中で最先端を行く仕事です。まだ実用化されていない技術にチャレンジして、より良い製品の普及や、業界全体の技術向上に貢献する仕事です。

 

大学院で理学系・工学系の研究をしていた方にとってはある意味で憧れの職業かもしれません。

 

ただし、企業における研究開発は、大学での研究と少々異なります。なぜならば、企業というのはあくまで利益を上げなければならない存在だからです。

 

多くの技術系の会社は研究開発部門を持っています。会社にとって、研究開発に予算を割くことは、将来的に会社に利益をもたらすための先行投資という位置づけです。

 

従って、将来利益に結び付くビジョンを持って研究開発の結果を出さなければなりません。

 

また、研究開発の仕事は、もの自体を作る仕事ではありません。設計や生産の仕事は、もの自体を作ることなので、そこに画期的な新しさがなくても、良いものをしっかり作ったことが評価されますが、研究開発では、新奇性・革新性が求められる仕事です。

 

しかし、それらのプレッシャーを乗り越えて新しい技術を開発し、場合によっては世の中を変えてしまうほどの影響を与えることができれば、これほどやりがいのある仕事は珍しいと思います。

 

どんな人が向いている?

 

冒険心のある人、トレンドに敏感な人、めげない人です。

 

研究は、いわば冒険のようなものです。着手した段階では、確実な成功は約束されていません。むしろ、失敗することの方が多いと思います。

 

しかし、わずかでも成功する可能性がある限り、綿密な計画を立てて繰り返し挑戦するのが研究者です。従って、冒険心、あるいはめげない心を持った人が研究開発の仕事に向いていると言えます。

 

また、意外と大切な特性として、トレンド感というものがあります。最先端の技術というのは、日々変化してゆきます。研究開発を行う人は、世間よりも一歩、二歩先をみて、今後必要になるであろう技術を読みながら仕事をすることが必要です。

 

もちろん、会社によっては、研究開発部門は、会社からテーマを与えられてそれをひたすら解決するという場合もあると思います。しかし、研究職として生きていく以上、自分の取り組む研究が、なぜ今後世の中で必要とされうるのか、ということについて、敏感にとらえておくことが、生き残る上で大事な事だと思ういます。

 

どんな職場がある?

 

最先端の研究開発テーマは日々進化しています。

  • 現時点で見渡して、需要のある研究テーマをいくつか紹介します。
  • 太陽光発電システムの開発
  • 超高周波、超高速集積回路の開発
  • 白色LEDの新製品開発
  • 有機ELの応用製品開発
  • 各種センサのハード設計、開発、評価
  • 空調機冷凍サイクルの商品開発
  • 地震災害データに基づく統計数理モデルの開発
  • PVD皮膜開発および成膜プロセス開発
  • 燃料電池用セルの開発

 

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ただし、気を付けるべきことがあります。
同じ『技術者』といっても、

 

  • 技術系:設備技術者、機械設計、建築系など
  • IT系:プログラマー、SEなど

 

では、扱う求人情報がずいぶん異なるということです。
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