転職の目的を明確にしよう
転職の動機を正直に書きだしてみる
何のために転職しようとしているのか?
- もっとやりがいのある仕事をしたいから
- より高い報酬を得たいから
- 現在の職場の人間関係に問題があるから
- 希望しない地域への転勤を命じられたから
色々と思い浮かぶと思いますが、きちんと整理しておくことが大事です。
特に、自分に嘘をつかないようにしなければなりません。
例えば、本心では本当はもっと高い給料が欲しいということが
一番の動機であるにも関わらず、「もっとやりがいのある仕事がしたい」
といような建前を作ってしまうと、あとで苦しむ事になります。
転職活動でどのようにアピールするかは別にしても、
一度自分の本当の気持ちを洗い出しておきましょう。
転職の動機を自己分析しましょう
実際に紙に書きだしてしっかり自己分析をしましょう。
転職したい理由・しなければならない理由をリストアップしてみる
思いつく限り沢山書きましょう。
不要な要素は後で消せばよいので、とにかく沢山書きましょう。
コツは「恰好つけないこと」です。
転職をしたい動機の中には、現状への不満など、負の要素が
含まれていることが多いと思います。
中には、良く考えれば自分のわがままかも、と思う内容もあると思います。
しかし、わがままでもよいのです。
あなたの人生なのですから、まずは今の気持ちのままに書き出しましょう。
「なぜなぜ分析」をしてみる
物事の要因系を整理するときに便利な手法です。
例えば次のような方法で行います。
<例1>
今の職場では自分の力が発揮できない
(それは何故か)自分の専門分野の研究が出来ない
(それは何故か)会社がその分野から撤退しようとしている
<例2>
今の職場では自分の力が発揮できない
(それは何故か)希望した分野の部署に配属されていない
(それは何故か)人事の判断
品質管理などの部署にいらっしゃるのであれば、このような
要因分析はお手の物だと思います。
魚骨図を使うのもよいです。
前述の例の場合、例1のようなケースでは、自分の希望する研究を
するためにどのような会社を選択すればよいか、比較的明確に
答えが出てきます。
一方で、例2のようなケースでは、今居る会社で粘って部署異動を
希望した方がよいのか、という判断をまずしなければなりません。
また、今の会社で希望している部署に配属されていない理由が
本人の資質によるのか、会社の都合のみによるのか、あるいは、
一時的なものなのか、永続的なものなのか、
検討するべき要素がまだ色々あるということになります。
従って、一見同じような動機であっても、自己分析をすることによって
転職活動で取るべき方針がより明確になります。
繰り返しになりますが、頭の中でなんとなく考えるのではなく、
紙に書きだして書面化することが大事です。
また、一人で考えて答えが出ない場合には、信頼できる人に
相談することが有効です。
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